A. 傾聴のコツは2つ!合槌を打つことと、びっくりすること(リアクション)
会話上手はまさしく聞き方上手であり、傾聴(耳を傾けること)の具体的な実践は、
- 合槌を打つ
- びっくりする(リアクション)
という2つの行動に集約されます。
この2つは、お客様が「この人は私の話に耳を傾けてくれているな」と感じさせ、会話の壁を決定的に打ち破る要素となります

【打ち破るための行動】
<合槌を改善し、興味を示す>
「うんうんうん」や「はあはあはあ」といった合槌は、相手に嫌われたり、
「くそなきない(面白くない、詰まらない)」印象を与えたりするため、絶対にしてはいけません。
合槌の速度が食い気味(速すぎる)になると、相手の言葉を遮ろうとしているように感じさせてしまうため、避ける。
もし自分の合槌に不安がある場合は、レコーディングして確認する。例えば、「はあはあはあ」を「ええええ」に変えるだけで、相手への印象は大きく変わります。
<リアクションで承認欲求を満たす>
びっくりすること、すなわちリアクション(反応)を大きく示す。
お客様が素晴らしいニュース(例:お子様の合格)を伝えてきた際に、「ああ、そうですか」と無反応な態度を取ると、お客様の熱意はまるで伝わりません。
熱意あるリアクション(例:「素晴らしい!おめでとうございます!」や「ワオ!」)を示すことで、相手の承認欲求を満たす。
たとえ「これ知っている話だな」と感じたとしても、「そうなんですね!」とリアクションを取る姿勢が非常に大切です。
私の持論として、この世の中は、リアクション上手な人にトミ(富/恵み)とチャンスがやってくると考えています。
聞き方上手を目指すのであれば、目を見て、適切な合槌を打ち、そして感情を込めてリアクションを返すことを徹底してください。
