
| 「人間の真の尊厳とは、 自分自身を軽蔑できる能力にあるのかもしれない」 浅川智仁です。 20世紀に活躍した哲学者、 ジョージ・サンタヤナの言葉です。 とても皮肉的で、 かつ逆説的な表現ですよね。 実はこの言葉、 僕が自分の状態を確かめ、 自分自身の軸に戻るための、 一つの指標にしている言葉です。 僕はこの、 「自分を軽蔑できる」 という部分を、 「自分を笑える」 と置き換えて考えています。 自分の失敗や短所を、 どれだけ笑えるか。 実はこれが、 すごく大事だと思っています。 何故なら、 人間は、本当に切羽詰まると 笑えなくなるからです。 すると視野が狭くなり、 普段なら簡単にできることすら、 できなくなってしまう。 「何であんな失敗をしてしまったんだろう?」 「どうして自分は、こんなこともできないんだろう?」 焦って、イライラして、 さらに自分を追い込んでしまう。 そんなときこそ、大切なのが、 ============== 良い意味での開き直り。 ============== ちなみに 「諦める」という言葉には、 もともと「明らかにする」という意味があります。 現実から目を背けるのではなく、 一歩引いて、ありのままに眺める。 「ああ、またやっちゃったな(笑)」 「自分にも、まだまだ弱さがあるんだな(笑)」 そうやって自分を笑えると、 不思議と次に何をすべきかが見えてきます。 もちろん、 失敗を笑えるというのは、 失敗を軽く考えることではありません。 むしろ逆です。 自分の失敗や短所を真正面から捉え、 反省し、フィードバックする。 そして、未来の強みに結び付けていく。 そのためにこそ、 「自分で自分のことを笑える」 そんな余裕が必要なのだと思います。 ================ 失敗したことと、 自分自身の価値が失われることは、 まったく別の話です。 ================ 結局のところ、 僕たちは今、 自分が持っている能力の中でしか、 表現することも、行動することもできません。 であれば、 今の自分にないものを嘆くより、 今の自分にあるものを精一杯使い切る。 できないことを数えるより、 今、できることに集中する。 僕は、それが最も肝要だと思っています。 「自分の短所や失敗を笑えるうちは、 まだまだ大丈夫だ!」 僕が自分の状態を確認し、 自分自身の軸に戻るための、 一つの指標です。 もし今、 何かが思い通りに進まず、 焦りや不安を感じている方がいらしたら、 ほんの少しだけ、 自分を笑ってみてはいかがでしょうか。 笑えるということは、 まだ自分を客観的に見られるということ。 そして、 自分を客観的に見られるうちは、 次の一手を考えることができます。 さあ、今週も一週間。 お互い、一所懸命、 目の前のことを大切に 進んでいきましょう! 今日も最後までお読みいただき ありがとうございました! ~人生はデザインするもの~ ライフデザインパートナーズ株式会社 代表取締役 浅川智仁 |
