【「能力」を生む根本】
おはようございます!
浅川智仁です。
「組織に貢献してくれるのは『優秀な者』よりも
『能力は並みの上だが、忠実な者』の方だ」
(織田信長)
織田信長と坂本龍馬。
この二人は、
日本史上において類まれな大天才だと僕は思っています。
共通しているのは、
『既成概念』へ毅然と切り込み、
「新しい仕組みを創った」ということ。
関所を廃止し、
誰でも商売を自由に始められる
“楽市楽座”制度を作ったのはひどく有名ですが、
僕が織田信長の施策で感銘を受けるのは以下の2点です。
1.正規の軍隊を創設した
2.革新的な人事評価で能力のある者を登用した
戦国時代は、
農民が駆り出される形で軍隊は編成されていました。
ですから、収穫や種まきの時期に応じて、
戦が“できない”時期が生まれていたわけです。
それに対し信長は、
正規軍(職業軍人)を創ることで、
一年中戦ができる仕組みをつくりました。
これは当時として画期的で、
軍隊の概念を超えたと言っても過言ではありませんでした。
▼解説動画
「カリスマ性を発揮する影響力の武器①」2種類の返報性
⇒ https://go.life-design-partners.co.jp/e/1052493/XM-i5HKfpw-si-3r1AoNcf9PnIhFaL/21h8c/1681041781/h/Aqyd3f5k1EikhEFvMGL-pAD0upntw3L-52gtlNKw8zQ
【目に映るものがまるで違う】
人事評価も革新的です。
生まれや育ちではなく、
信長は能力をしっかりと重視します。
それが、歴史に類を見ない
豊臣秀吉の大出世を実現させたと言えるでしょう。
ところで、
僕が織田信長の凄さを感じさせられた
人事評価のエピソードが一つあります。
それは、信長最大のピンチとも呼べる
桶狭間の合戦でのこと。
勝利を収めた時に最も評価を受けたのは、
敵の大将今川義元の首をとった者でなく、
なんと今川軍が桶狭間に着陣するという
情報をキャッチした者だったのです。
「情報」に重きを置いていた信長の評価基準に、
凄味を感じずにはいられません。
ビジネスに携わる僕たちは、
お客様が何を求めているのかを見定めることが大事です。
そして同じように組織においても、
何が求められているかを読み説く洞察力が必要です。
その洞察力は、「忠誠心」が生む。
信長はそう言いたかったのだと思います。
自分が“求めていること”を組織に言う人。
自分が“求められていること”を組織で行う人。
当然ですが、
目や耳に入る情報は決定的に違いますよね。
それでは読者のみなさん!!!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
週の始まり!
今日も元気に行ってらっしゃい!!!
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁